SCARLET NEXUS体験版 アクション視点から見たレビュー。多少硬直がありながらも、それを補うシステム面が画期的だった。
アクションゲーマーが、アクション視点から見るレビューです。
戦闘システム
通常攻撃
体験版だと3コンボが通常で行える。4コンボも解放できるがBPが必要。多少の硬直があり、ギリギリ回避が間に合わない場合がある。その代わり、SASを差し込むことができるので臨機応変に立ち回ることができる模様。
通常攻撃とは別に、特殊攻撃も可能。特殊攻撃はコンボ中一回しか行えない代わりに、念力ゲージがそこそこ回復する。通常攻撃と絡めることでアクションの幅が広がる。
空中攻撃
切り上げというアクションから空中攻撃に派生。ジャンプから空中攻撃もできる。ただし通常だと2コンボまでしかできず、降下モーションになってしまうので次のアクションを絡めることができない。つまりラグ。このラグを解消するためにはBPを消費する必要がある。BPを消費すれば空中コンボ中いつでも降下が攻撃モーションに差し代わるようで、そこそこ強力な攻撃モーションとなる。
(空中攻撃コンボと下降専用攻撃の動画時間にとびます)
念力
念力ゲージを使うことで行えるアクション。遠距離攻撃枠。フィールド上あちこちに念力を行えるオブジェクトがあり、多少距離が離れていても念力を使用すれば自動的に敵に攻撃してれる。また、通常攻撃と絡めることで追撃というアクションになり、通常2回まで追撃を行えるようだ。BPを使用すれば3回まで追撃が可能な模様。
(念力を使って追撃からラッシュしている動画時間に飛びます)
つまり、通常攻撃と念力を絡めることで追撃上限まで絶え間ないコンボが可能となる。
回避
移動中や攻撃が終わった切れ目で回避を行うことが可能。おそらくフレーム単位のみジャスト回避というアクションに切り替わり、攻撃ボタンや念力ボタンを押すことで専用の攻撃モーションに切り替わる。
注意点は、なんらかのモーション中にそれをキャンセルして回避を行うことはできないということ。キャンセルとは、攻撃モーションや硬直状態を無視して強引に次のアクションに切り替えることをキャンセルという。回避でキャンセルできないということは、攻撃を絡めながら回避アクションを行うことができないということになる。
ジャスト回避攻撃
フレーム単位でタイミングよく回避ができると、攻撃ボタンを押すことでジャスト回避攻撃に派生する。敵の攻撃を無効化してジャスト回避攻撃ができるので成功するととても気持ちがいい(ここ大事)。
(再生するとジャスト回避攻撃する動画時間に飛びます。)
また、専用SASを使うことで特殊ジャスト回避攻撃に派生可能となる。
添付した画像がその特殊ジャスト回避攻撃。利点としては、ジャスト回避しやすくなる補助機能と、一撃で部位破壊またはダウンを取ることができるのでかなり強力な攻撃となる。成功すると数秒間はダウン状態にできるので、その間に攻撃を畳み込むことができる。
(再生すると特殊ジャスト回避する動画時間に飛びます)
SAS
いわば特殊能力のこと。戦闘を有利にさせる補助機能といったところか。個人的に好印象だったのは以下の通り。
- 攻撃に属性を付与させるSAS
- ジャスト回避をさせやすくなるSAS
- ダメージを無効化にするSAS
など。このほかにも様々な補助SASがある。一つ一つのSASにもレベルが設定されており、そのレベルを上昇させれば様々な恩恵が得られるようである。
また、SASは説明されていない要素が含まれている。その要素とは様々な硬直を無視して差し込む形でSASを発動させることができる、という点。
(再生するとSASを差し込んでる動画時間に飛びます)
これはかなり強力で、攻撃モーションや硬直モーション中に次に行動したいSASを差し込む形で行えるということである。敵が攻撃モーション中に硬質化SASを発動させることで、その攻撃を無効化といった使い道ができる。
先行入力
実はこのゲーム、マニュアルにも記載されていない特殊なテクニックが存在しており、もしかしたら他のユーザー様も何気なしに行っているかもしれない。見出しでネタバレをしてしまっているが、なんと先行入力が可能なのである。
そもそも先行入力ってなんやねんってなるが、なんらかの硬直モーションや攻撃モーション中に次に行いたいアクションを先に入力していることで空白時間をなくし、間髪入れずに使用が可能にするのが先行入力である。ただしこのゲームの先行入力は長押しさせるボタンのみが対応しているようで、ホールド攻撃(空中にいる場合に使用可能な攻撃)や念力のみ。
動画上では、空中攻撃時の下降攻撃モーション中に念力ボタンを押しており、多少の隙をなくしながら念力追撃を成功させている。また、特殊ジャスト回避攻撃中にも念力ボタンを使用することで特殊ジャスト回避攻撃モーションが終わればすぐに念力を行える。念力ではなくてもホールド攻撃ボタンを押していれば、同じようにホールド攻撃に移行できる。
まとめ
通常攻撃に硬直があったり、通常のジャスト回避が困難であること以外はかなりよくできていると思いました。多少のデメリットを感じていても、それを補うSASと自身のテクニックで凌げるように工夫ができるのはかなり良いです。
逆に言えば、アクションが苦手な方だと苦労するかもしれないといったところ。念力も無限ではなく、通常攻撃や特殊攻撃を挟まないと念力ゲージが回復しない。このあたりをアクションが苦手な方はどう補うかで評価が変わると思う。
ただ、難易度ハードしかやっていないので他の難易度がどうなるかはよくわかってないです。ゲージ回収が難易度によって違ったりするならそれはそれでいいかなと。
私自身はめちゃくちゃ楽しかったのでこの戦闘システムのまま製品版を出していただければうれしいなと感じています。
おまけ
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